「相性診断や相性占い」で不安を引き寄せず、結果を良くするコツ
相性診断や相性占いってすごくたくさんのサイトやアプリがあります。
そして、相性占いと検索すれば山ほど出ます。
こういうサイトやアプリを使うのは遊びで楽しむ分には良いですよねってお話をしています。
ただ、悩んでいる時には当てにならないってお話もしています。
相性が気になる時は大抵「うまくいっていない」ときだからです。
今回のお話は特に20代後半から40代の女性を想定しています。
既婚、付き合っている方、気になる人がいる人に必要な事
既婚では二人の仲がうまくいっていない時に離婚を考えることもあれば、実際に離婚をされる人もいます。
一方で何とかしようとしている人も多いですし、我慢するしかないかと諦めている人もいます。
結婚前の人は付き合いを深めて良いのかどうかと、迷っているケースも多いです。
夫婦であろうと恋人同士であろうと四六時中仲が良いとは限りません。
四六時中仲が良くても良いですし、仲がそんなに良くなくても良いです。
これはつきあい始めでも、結婚してからでも同じ事です。
相性を良くしてくれるのは二人の距離感

不安になれば「本当にこの人で良いのだろうか」と付き合っている時は思いますし、結婚していれば「この人とやっていけるのだろうか」と思うものです。
そして、お手軽な相性診断や相性占いを無料なり有料なりでやるわけです。
ここで相性占い・相性診断の仕組みをお話します。
タロットなどの感性を使う占いは別なのですが、そういったジャンル以外の占いのお話です。
私で言うならば、九星気学・方位学や西洋占星術、紫微斗数、手相、四柱推命などいわゆるデータの蓄積型占いが該当します。
こういう占いは山ほどあって、血液型相性占いとかまであります。
データ蓄積型の占いは現状の理解度で精度が変わる
たとえば、九星気学で相性を見る場合、普通は本命星だけでなく、月命星、さらに傾斜も見た上で鑑定をしていきます。
西洋占星術や紫微斗数ならば、生まれた時間まで分かることで精度が高まります。
逆に基本となるデータが少なくて済む4種類の血液型だけで占ったり、九星の9つの本命星だけで相性を見るようなのは「精度が低い」ということになります。
無料占いでも有料占いでも良いですが、占いの時に大事なのは「占い師がどこまで細かく話を聞いてくれるか」です。
生年月日だけで他の情報は要らないというのは、要するに「適当」ってことです(笑)(霊能力などはまた別の話です)
生年月日に生まれた時間まで聞いてくるならば、まあまあです。
精度を高めるならば情報の細かさが必要で、実際の占いで必要になるのは、生まれた時間に加え生まれた場所、そして今どこに住んでいるのかです。
二人の現状が分かれば現実と占いのすり合わせで更に精度アップ
私は姓名判断が出来ないのでその方面の事情は分からないですが、生まれた時間や場所まで聞いてくるような無料占いがあれば、その精度はそれなりにあります(たぶん普通は無いです。チェックしてないけど)。
これで何が分かるかと言いますと「その人の人生の青写真」が見えて来ます。
青写真であって、人生そのものじゃ無いです。
あなたが生まれてくる時に決めてきたことが見えてくるわけです。
そこには「あなたが異性とどういう意識を持って付き合ったら良いか」あるいは「どういう距離感を持ったら良いか」あるいは「どういう性質を持つ人と付き合いを深めたら良いか」という「目安」を見ることが出来ます。
本当です(笑)
占いは歴史の中で積み重ねて来ているものですから、人生全般のいろいろなことが蓄積されています。
これは10代20代の人には関係無いことかもしれませんが、30代後半、40代以上の人にはとても大切なことです。
30代以上の人は生きてきた分の経験や体験を参考に出来る
生きてきた中で現在があるので、何かのきっかけで「ヒント」を手に入れるとすごく変わる可能性があります。
年の功による調整力とでも言いましょうか。
この年代は、どうして?っていう気持ちが強くなる時期でもありますし、また理屈で理解しようとする状態でもあります。
だからこそ「こういう傾向があるので、こういう風に意識してみると良いです」という客観的な視点があると、急に流れが変わることも多いです。
ここで相性診断や相性占いが力を発揮してくれます。
ただ、やるならば細かく診断してくれる占いか、実際に占い師に細かく見てもらうことです。
注意点はネット占いで自動で占われるようなのは避けたいところです。
相性診断や相性占いで重要なのは人生全体の相性の傾向では無く、「今のあなたの相性」だからです。
相手も重要ですが、占い希望者が最も占いを必要としている

先ほどもお話したように占星術などはあなたの「人生の青写真」を教えてくれます。
ということは、あなた自身が「今現在」どの程度その「青写真」と一致しているかっていうことを「鑑定」する必要があります。
自動占いではこれが分からないです。
結果は教えてくれるけれど、現状が考慮されてません。
この結果とは「あなたの状態によってその扱いが変化」します。
だから、相性占いは難しいです。
占いで欲しいのは「自分はどうなのか、どうしたら良いか」
占いで導き出したあなたの青写真と実際の現実のあなたを比較し、もし違う生き方をしていたらそこを微調整することが最短の開運になります。
現状を打開するために吉方位旅行などをして運気を上げて積極的に婚活をされるっていう人も多いです。
合コンやお見合い、街コンなどに参加される方もいらっしゃいます。
ただ、古いお話ですが2013年9月のニュースでこんなのがありました。
多いのは毎回街コンにかならず来る人たち、男も女もです。もう何回も来ているのでスレまくっている参加者で、男性プロなら街コン初心者の女性を食い散らかし、女性プロならうぶな男性に奢らせたり、貢がせたりする。
2013年9月17日 カルチャーニュース「プロ増加で地獄絵図な街コンの今 主催者側もお手上げのヤバい状態とは」から引用
人によりますが、合コンや街コン、お見合いに参加しても良い人とそうじゃない人がいます。
これは確率のお話ですので、参加した方が確率が高くなる人かどうかってことです。
そういうのはご自身を鑑定すればよく分かります。
攻めの人もいれば、守りの人もいる
重要になってくるのは、あなたは「どういう人を選んだら良いか」ということです。
相性の前に「あなたはどんな人が良いの?」ってことです。
占いで好きになる人など決めて欲しくないと言われそうで怖いのですが、そうではありません。
恋愛でうまく行っていない人というのは、自分には合わない人を好きになることが多いです。
おまけに運気が下がっている時が多いです。
自分に合わない人を好きになったとき、その結果はやはりうまくいきにくいです。
何故か運気が下がっている時に好きになった人からは、なかなか離れられない事もあります。
周りから見ると最悪の相手なのに、本人は「しかたがないの」という感じです。
抜け出せない状況になっているときは時を待つしか無い
あくまでも本人の意識や運が切り替わらないと流れが変わらないからです。
だからこそ、運が良い状態が重要になってきます。
運が良い状態であれば、物事の判断が自分に合った形で判断出来るようになります。
そのため多少ずれていても、切り替えやすくなります。
だから泥沼にはまらないです。
また、相性診断・相性占いで良い悪いっていう占いをする占い師は魅力的に見えるかも知れませんが、避けた方が良いです。
「ちょっと参考にする程度」を選んだ人が、女性で60.0%、男性が57%となっている。「かなり重視しています」という人も、女性で21.4%、男性で18.9%という数値に。合わせると、男女ともに、およそ8割の人が「気にする」という結果に……! やはり、こういった占いはついつい気になってしまうもの。
これは「ローリエ」の「相性診断や占いの結果、恋に影響する!?」っていう記事からの引用
www.excite.co.jp/News/laurier/love/E1253096816377.html
これは2009年9月17日の記事ですので化石みたいなものですが、傾向はそんなに変わっていないと思います。
関心がある人は結構いる、けれどもそれは「相性の良し悪し」で判断していることになります。
相性重視では良い流れが来にくい

大切なのは相性占いをした結果、あなたはどう行動すれば良いのか、何を意識すれば良いのか、そういうことが分かる相性占い・相性診断を受けることです。
そういうことが分かる占いで相性占いをやった場合は、その結果に一喜一憂することはありません。
それどころか「その結果を受けて、どういう風に行動するか判断基準が出来るメリット」があります。
相手の人を支える意識を持った方が良いといわれたとして、「その意識を持てていない現状」ということであれば、うまく行きにくいということです。
ここにズレがあるから、相手との関係もうまく行っていないという感じです。
逆に、「なるほどそういうことか」と意識と行動を変えられるならば、相手とうまくやっていくことは十分に可能です。
こういうことを教えてくれる占いなら、相性占いを受ける価値は十分にあります。
そして、本来はこれぐらいは相性占いで教えて貰えないと良い悪いだけで終わってしまうかも知れません。
それではせっかく相性占いを受けても勿体ないです。
相性占いに求めているのは仲良くなれるかどうかですから、それを教えてくれる占い師に占って貰うことこそが当てに行く最大のコツになります。