今回のお話は吉方位旅行などに行かれている人が参考にして頂けるとうれしいです。(参考:「吉方位旅行とは」)
私が占う時は過去からの運気の流れを重視します。
引っ越しや旅行をしていない場合は占いようも無いですが、現状のお話をお伺いしつつ移転や旅行の運気の流れを読んでいきます。
それらの流れを見ながら、今現在と未来を読み込んでいくのが私のスタイルです。
このやり方は手間も掛かりますが、「今だけを切り取る」占いのやり方ですと、その瞬間しか見えないため、良い形で結果を出しにくくなります。
今しか見えなければ、良いことも悪いことも一般的な流れでお話することになります。
せっかく占いをするのに、それでは大事な事が抜けていきます。
ここに至るまでの人生を整理し、その上で占った方が現実にあった答えが出てきます。
過去が良くても悪くても、現在と未来を良くしていくための情報源になってくれます。
吉方位の影響は、実感のある人、ない人にわかれます。
実感のある人は気づきやすい性質を持っていたり、思い切りが良かったりします。
「それが良いならやってみるかな・・・」という感じです。
アクティブで素直で明るく、とりあえずアタックしていきます。
今回のお話はこのタイプの人ではなくて、吉方位旅行をしていてそれなりに実感もあると想うんだけど、思ったような流れになっていない人です。
開運を意識して行動すると、徐々に人生が明るく楽しい方向に導かれていきます。
その中で運気が良くなっていて、流れも良くなっているけど、自分が思った感じになっていない時はどうしたら良いかです。
特に結婚においては多いので、これが今回のテーマの軸になっています。
結婚したい!と思っているのに、運気だけ上げるのでは足りないことがあります。
運気を上げないよりは良いですが、実際には出会いのきっかけを作ったり、掴むようにしない限り、結婚は遠いです。
あなたが10代後半、20代前半ならば、運気を上げるだけで結婚の可能性は高まります。
これは若いからだけではありません。
10代後半、20代前半が結婚しやすい理由は、放っておいても「行動しやすい」からです。
その行動とは、「出会いのため」におしゃれを意識して旅行に出かけたり、友だちと遊びに行ったりなどです。
30代、40代、50代の方とは、その絶対量が違います。
30代以上になると家の購入をしたり、仕事が忙しくなったり、親の介護などに関わるようになってきます。
それが悪いのではなく、自然と行動範囲が狭くなっていることです。
この行動範囲の狭さは出会いの行動に影響します。
結婚相談所に登録したとしても、そこで止まってしまうのが、この行動範囲の狭さです。
行動はしているのですが、肝心なことに結びついていきません。
結婚相談所でお見合いをした・・・以上!みたいな感じで、これでは結婚に繋がりにくいです。
結婚相談所でも友人の紹介でも良いですが、結婚することは「人に関わること」です。
第一印象で決めるものではなく、相手を知ろうとする行動力は必要です。
吉方位旅行に行く行動力があるならば、引き続き相手に関わっていく、関わりを広げていく行動力も必要になってきます。
他人と人生を共に歩もうというのに、「細かくは結婚してから」とはなりません。
即断即決が悪いとは言いませんが、30代以上になれば人生経験も豊富なのですから、人を印象だけで決めないことです。
鑑定をしていると不思議だと感じることがあります。
結婚をする人は本当に簡単に結婚されます。
離婚しても、またちゃんと相手を見つけてきます。
その一方で、出会いがないとお話になる人もいます。
違う点は、行動範囲の広さと相手との関わり具合です。
何度も結婚をすることをオススメしているわけではありませんが、人との出会いにおいて、出会う機会を作ることと、作った機会を拡げること、関わりを増やすことは運気を上げた後でも必要になってくるポイントです。
逆にいえば、こういうことを意識していれば、チャンスが巡ってきます。
そういうものです。