結婚よりも離婚の方が圧倒的に面倒です。
だからこそ、どうしたら良いかが必要です。
私は結婚の相談よりも離婚の相談の方が多いです。
時代の流れを感じます。
前は多いとは感じませんでしたが、1年経つ毎に「離婚を考えている」という相談が増えてきている気がします。
しかも本人が宙ぶらりんの状態でどうしたら良いかが分からなくなっているケースが多いです。
こういうときは相談者に対して「どうしたいか?」の前に、相談者がどういう状況にあるかを優先して整理して行きます。
私は基本的に離婚賛成派です
一昔前は違いましたが、今は「我慢しない方が良い」という風潮があるので、下手に押しとどめるよりも背中を押した方がうまくいくことが多いからです。
離婚をされた後、「本当にこれで良かったのでしょうか」「これから先の自分はどうしたら良いのでしょう」っていうご相談も離婚のご相談と同じぐらいあります。
もうホント離婚って面倒くさくて当事者は大変です。
ただし、離婚する前と離婚した後で共通することがあります。
それはどういう形でも良いので「生活の基盤を確保する」です。
離婚するしない関係無く、生活の基盤の確保が最優先にきます
こんなの占いじゃない!って言われそうですが、なんと言われようと、たとえ離婚を今すぐした方が良かろうと、生活の基盤を確保しないで次に行くなんて無謀です。
20代なら良いかもしれません。
誰かに頼ろうと思えば頼ることが出来る身内がいるかもしれないからです。
でも、離婚を考える年齢は30代後半から40代50代以上が多いです。
頼れるものが無い人、自分だけが頼りという人はかなり多いです。
「離婚前」ならばまだ少しでも余裕があることが多く、一人になっても生活出来るだけの道筋を立てられる可能性があります。
離婚した後だと、日々を生きるだけで精一杯で一気に困窮する場合が出てきます
だからこそ、離婚の相談があったときは「生活の基盤についてはどう考えてますか?」という話をすることが多いです。
考えていなかったら一緒に考えていきます。
占い師に相談される状態というのは、他の人に相談出来なくなっていることが多いです。
占い以外の部分もケアをすることで、より良い状態を作る事が可能になります。
こういうことを重視する占い師もいるってことです。
占い師には集まってくる相談者に傾向が出てきます
私の場合は占いを軸にして幅広い鑑定とケアを必要とする人が多いです。
いくら幅広くても、ケアが必要であっても、その根底には占いがあります。
話を戻しますが、生活の基盤はとにかく理屈抜きで大事ということです。
そして、生活の基盤の目処が立つと、選択出来る手段も増えます。
離婚をして良いかどうか迷っているときと言うのは、いろいろなしがらみがくっついていて判断出来なくなっています。
問題の根っこには気がついていますが、それを見ないようにしたいという想いもどこかにあります。
相談者によってどうしたら良いかが異なります
どうしたら良いかを占っていくことで、離婚する方向で準備して行けば良いのか、離婚しない方向で準備をしていけば良いのかが、今すぐ対処をした方が良いのかということが見えてきます。
占いは、今のあなたの未来を教えてくれます。
このままで良いのか、それとも修正が必要なのか。
未来が苦しくても苦しくなくても占い師はどちらの選択肢も良いとは言わないです。
どちらを選ぶかです。
ただし、「現状維持」という選択肢は無いことが多いです。
それはすでにここまでが現状維持だったからです
現状維持で許される時期はすでに終わり、次に行く節目に来たから他人である占い師に相談しているわけです。
それはすでにある程度答えは見えている事が多いので、その確認作業を一緒にする感じです。
ここまでくると予想外の鑑定結果はまず出てこないです。
それまでに感じていたこと、見ないようにしていたことの確認をすることが多いです。
当然、どうしたら良いかもはっきりします。少ない選択肢の中から今出来る最善の選択を選び出すために占いを使います。
でも、どのような選択をするにしても、出来るだけ良い状態で選択を出来るようにするのも占いです。
占って欲しいと思える時はまだ少し対処出来る事があるかもしれません。
それなら今、出来ることを知り、それをやるだけでも未来が変わってきます。やることをやってから、今後の事を考えても良いです。
一緒に読んでみてください:「離婚する運命・運勢というのは本当?」