運が良ければ、運気が高ければ実力不足が補える・・・ことはないです。
運と実力は関連性はありますが、別世界です。
わかりやすい例として出てくるのが受験です。
受験は、合格できるだけの実力が無いと受かりません。
じゃあ、運は関係ないの?と思ったら、運もちゃんと関係しています。
運というのは、その受験を受けようと思ったところから始まっています。
何かに関心を持つというのは、運の一つの現れです。
運があるから、そこに関心をもっているわけです
だから、それを受験しようと思った段階で運をつかんでいます。
じゃあ、運が良い状態というのはどういう状態かというと、合格出来るかどうかではありません。
合格はさっきお伝えしたように、実力の世界の話です。
運が良い状態というのは、「今年は例年に比べて受験生が少ない」とか、「今年は昨年と比べて試験問題が難易度が低い」とか、その人がどうにか出来る世界じゃ無いことを言います。
気がつくと思います。
ということは、同じ年の受験生はみんな運が良いわけです。
そして、その中で残るのは実力がある人です。
運が良ければ実力が足りなくても何とかなるわけじゃない、ということです
運が良ければトラブルに会いにくいか?という疑問もあります。
こちらも実力です。
たとえば、料理をしているとします。
包丁使いが下手で、けがばかりしている人がいるとします。
運が悪いから包丁でけがをしているわけではありません。
包丁の使い方が下手だからです。
上手とか下手とかが問われる世界は、運不運は関係ないです
本人の努力が必要で、実力をつける必要がある話です。
それを運が悪いからけがをしたとか、事故をしたとか、そういう話じゃ無いです。
じゃあ、運は要らないの?って話になることもあります。
運が悪いと、手が滑って包丁を落とした先に彼の足があったりします。
包丁使いの下手な自分のそばに彼がいるということ自体が運が悪いですし、そんな彼女のそばにいる彼も運が悪いです。
でも、運がある人は「自分は包丁使いが下手だからそばに寄らないでね」って感じで危険を理解して、自分と周りに伝えます。
すると、周りの人は「料理へたなんだな~」と思いつつも、「この人はしっかりしてるんだな」と理解し信頼を高めます。
結果として、危険を回避するだけで無く、その人自身の運も良くしている状態です
実力があれば、最初から包丁使いは上手なので、彼氏の足に包丁を落とすことも無いです。
でも、実力も無くて、運も無ければ、とんでもない状態を引き起こしやすいということです。
実力が無くて、運がある場合は「実力が無いことを補うことは無い」けれど、不運を遠のけてくれます。
結果として何が大事なのか?
「自分が出来ることは実力の世界」です。
「自分が出来ないことは運の世界」です。
基本的に出来ることをやりつつ、運も上げていく、これが不安を最小限にしてくれるやり方の一つって話です。
占いは自分に出来ることで何をやったら良いか、どういうことに関わったら良いかを教えてくれ、合わせて自分に合った運の上げ方も教えてくれるから便利というわけです。