自分で方位をチェックするのは難しさがつきまといます。
私は、他の鑑定家の見方も効果があると思っていますし、書物などについても同様です。
方位の見方に絶対これ!ということはなく、皆さんそれぞれに経験と研究を積み重ねた結果、今現在があるためです。
私は、あなたが自分で方位を判断することについても同様です。
自分で方位を見る事が出来れば、とても楽ですしね。
ただし、もしご自分で方位を見る場合は、必ず参考図書なり何か基本となるものを元に方位をみてください。
最近、本屋さんで販売されているような方位学や気学の本には、透明フィルムで方位をしるしたものがサービスでついている事が多いです。
本に付属の透明フィルムが大切
私はご自分で方位を出すことに対してはむしろお勧めする立場ですが、自己流で方位を出すのは反対しています。
方位の取り方には、パッと出てくるだけでもいろいろとあります。
・メルカトル図法
・正距方位図法
・磁北
・真北
・偏角
・方位の角度
少なくとも、自分で方位を出す場合、上記の6点が分からないのであれば、止めた方が良いです。
正確な方位を出すために正しい情報が必要
そのために、本をご利用ください、とお話しています。
方位の取り方などを説明した方位学や気学の本であれば、上記の6点は確実に反映されています。
難しく考える必要はないのですが、自己流がだめだと言っているだけで、根拠さえ分かっていればどのようなやり方でもOKです。
引っ越しや旅行の時に、この方位を間違ってしまうと、台無しになってしまうことがあります。
最近は少なくなりましたが、以前相談をされる中で、吉方位だと思って旅行したのに良くない事が起きてこまってる、というお話がありました。
私の方で方位を出してみると、ずれていることが分かりました。
自己流の怖いところ
本などを見ながら方位を出した場合、かなり正確に方位を出す事が出来ます。
でも、自己流で出した方位というのは、吉方位と思っていても、残念ながら吉方位の影響は出ません。
前からお話していることですが、どのような流派や鑑定家であっても、根拠と研究の積み重ねで現在があります。
だからこそ、その方の見方であれば効果があるわけです。
※方位だけではなく、時期や吉方位の出し方も全てに根拠あるためです
その段階を飛ばして、自分で出した方位というのは、ただのあてずっぽで、方位を出していないのと同じ事です。
ここまでお話すれば、方位がどれだけ大事か分かるかと思います。
押さえるところを間違えければ大丈夫
インターネットなどで方位を出す事が出来るサイト(あちこち方位など)があります。
私もぱっと見るときには使いますが、正確に出すときには使いません。
やはり定規をあてて目視で判断するわけです。
地図が間違っているのではなく、方位の出し方が微妙にずれている事もあるからです。
個人の方にそこまでの精度を求める意味はありませんが、もしご自分で方位を見ていらっしゃる場合は、ちゃんと見ているかどうかだけ確認して、行動されると良いですね。
せっかくの吉方位旅行、吉方位への引っ越しなのですから、確信を持って行動したいところです。
ちょっと長いですが読んでみてください:「引っ越し方位鑑定の種類と違い」