就職や転職で新しい会社に入社した人、異動で職場が変わった人、進学で入学をした人の中には大凶方位になっていて不安を抱えている人もいると思います。
占いの事を知らない、方位の影響とかがよく分からない人にとっては不思議な話ですが、気になる人にとっては不安です。
入社日・入学日の凶方位を心配しすぎない方が良いです。
占いの解釈上、この日の方位について意味が無いとは言いません。
私の占いは偶然に出てきた結果を占いのルールと現実に結びつけて鑑定をします。
入社日や入学日、会社や学校がそこにあることは全て偶然です。
偶然ですが、必然もあるだろうと見るのが占いです。
その選択によってどういう運命を選択したのか、それが現実に影響を持つのかどうかなどを明らかにしていきます。
凶方位でも大丈夫な理由
方位の表す吉凶は「一つの傾向」を教えてくれています。
その傾向がその人にとってどういう意味を持つのかを判断するのが占いです。
方位の「影響」を判断するのではなく、方位の影響が持つ「傾向」を判断するわけです。
この時に重要になるのは「方位の解釈がどこまで適用出来るか」といういつものお話です。
方位の暗示と現実の一致はどれくらい?
私は占いをする時に相談される方と私の占いのすり合わせを行い精度を上げます。
一般的な解釈ではこうなるけれど、この人の場合は別の流れがあるというのもこの段階で分かりますし、一致しているなということも分かります。
その上で入社・入学日の凶方位について鑑定をすると、その人にとって「その選択の難易度」が分かります。
時の流れを方位の吉凶が教えてくれる
時の流れが追い風になっている時に吉方位なら問題ありません。
時の流れが追い風になっているのに凶方位ということは、今進もうとしていることは「修行になる」ということが予測出来ます。
凶方位の影響を受けるから不運に見舞われるとかそういうことではありません。
どちらかというと能力不足で背伸びをしないと難しいという感じです。
凶方位の影響は「向かい風」
向かい風が強くなればトラブルに巻き込まれやすくなり、問題が大きくなります。
だからこそ早めに対処をしていくことが望ましいです。
能力不足の話をしましたが、入社・入学初日が凶方位の場合で気をつけたいのは「そもそもその選択が合っていない」という場合がある点です。
本人が望んでいない進路や就職だった場合、あるいは何となく選択したものである場合、「相性が悪い」可能性があります。
相性が悪いのですから余程の覚悟が無いと上手くいかない上に続きません。
望んでいる事を明確にし、そこに向かう
その望みは、本人に(占い的に)合っていることが望ましいですが、合っていなくても望んでいるならば問題ありません。
好きとか、やりたいとか、こういう気持ちは辛さや苦しさを乗り越えやすくしてくれます。
それ以外にも「必要だから」という場合も同様です。
目的が明確な場合、人は底力を発揮しやすいです。
問題があったとしてもそれを乗り越える力が発揮されるので、結果的に最初は大変でも気がついたら上手くいくようになっているという事が多いです。
人の気持ちは現実に作用している
入社・入学初日が凶方位だからと言って、何とかしなきゃ!とか、吉方位旅行に行かなきゃ!とか、そういう対処的な事よりも自分を振り返る方が先です。
この場合の方位の影響とは、上でお話をしたように「この選択が自分にとってどうなのか?その善し悪し」を教えてくれています。
良ければ凶方位だろうが心配はいりません。
思い切って突き進んでいけば道が開けていきます。
その選択が自分に合っていなければ、苦労が重いかもしれません。
今すぐどうにかするというよりも、様子を見ることに時間を使います。
運気を上げると辞める可能性を高めるかも
人は自分にとって良い流れになると現状が合っていない場合、我慢出来なくなる傾向があります。
吉方位は自分に追い風を吹かせようとするものなので、「本当にこのままで良いのだろうか」と疑念が強くなり、結果的に辞めてしまうという可能性が出てきます。
どの運命が良いとは言えません。
今、この選択をしていることにも何か意味があるかもしれないからです。
我慢しながらした選択は続かない
入社日・入学日が凶方位だからといってどうのこうのはありません。
占い上どうであろうと、やるつもりならがんがんやれば良いです。
占い的な何かをする暇があるなら、目の前の事に取り組む何かをした方が有益です。
ただ、自分の中で今回の選択がどういう運命を選択しているのかを知っている方がやりやすいなら現状を把握してみると良いです。
そうでないなら気にしなくて良いです。
ガチで気になった時に改めて現状の把握に力を入れた方が有益です。
凶方位のお話ならこちらも参考にしてみてください⇒「大凶方位の引越しや旅行の方位の影響のまとめ」