これまで引っ越しの時期や方位を知りたいなら引っ越しを考え始める前から占って貰った方が良いですとお伝えしてきました。
ここ1~2年、このやり方はベストではないという認識の元、少し変えてきました。
ポイントは「引っ越したいところを見つけること」です。
占いよりも現実を優先する手法です。
でも、この手法はかなり効果的です。
占いは見えない世界、新居探しと引っ越しは現実の世界です。
占いで時期と方位を出し、その限定された中で引っ越すことが運気アップに繋がり、結果として幸せになっていけるという考え方があります。
現実の実感が伴う方が効果的
先に占うことで実際にうまく行く人もいますし、そうでもない人もいます。
この違いはよく分かりません。
ただし、家探しを優先して条件に合った家に引っ越すことでうまく行く人は多いです。
これは現実の満足度の高さが見えない運気の部分にも好影響を与えているからだろうと推測しています。
ただ、現実を優先したとしても、その人に合っていない家選びをすると現実面でのストレスが大きくなり、仮に吉方位でもあまり良い感じにならない傾向にあります。
相談される方は正解を求めて相談されることが多いのですが、私は相談者のより良い幸せを求めて占っています。
占いの本質をうまく共有できれば良いのですが、相談される方はどうしても占いが頭をよぎります。
占いは目先の事に対処するのではなく未来のために使う
私は私自身が選択出来ることを相談される方にもお伝えしています。
占いよりもまずは住みたい場所・家が大事というのは、私もそうするということです。
その後で出来るだけ占い的にも良い感じに出来るように時期を微調整します。
運気的に下がる部分があっても、下がる部分は上げてやれば良いですし、住みたい家に住むことによって相乗効果で上がる運気もあります。
相乗効果で上がる運気とは、人は住みたい所に住むと、自然と元気がでますが、これが運気を引き上げてくれます。
家探しは賃貸であれ、新築・中古購入であれ、探すのも大変です。
物事がズムーズに動く方が上手くいきやすい
方位を気にすればその分難しくなりますし、家相・風水を気にすれば、更に難易度は上がります。
しかも、占いだけでなく現実面での条件も様々あります。
家探しがストレスの原因になってしまうと、それ自体が自分の運を下げてしまいます。
それならば、住みたい所を見つける事を優先し、後で帳尻を合わせて行く方が今の時代に合っています。
結果として、新生活を楽しむことが出来、しかも、占い的にも落としどころを見つけていく事が出来ますし、必要なら対処もしていきます。
素敵な家ならそこに住むようにした方が上手くいく
これらの事から最近は物件がある程度決まってからの再度相談してもらうようにすることが多いです。
もちろん、探す前なら探す前で占いますが、結局、物件が見つからないとそこから先に話は進みません。
漠然とした段階では漠然とした占いの結果しか出てこないので、お金ももったい無いです。
引っ越しの時期や方位が気になる人は、既に物件が決まっているなら今が相談時ですし、まだ決まっていないならある程度目安が付いてから相談されると効果的です。
昔の私ならこういう風には言わなかったでしょうし、今でも他の占い師さんは「決める前に相談してくれれば良かったのに」というと思います。
でも、この家が条件を満たしているので、是非何とかしたいという場合は、それを軸に対処法を占う方が人生は楽しく幸せになっていけます。