親が子供の事を想って占いを依頼されるケースは多いです。
子供の運気を下げたくない、子供が苦労する選択をさせたくない、そういう親の想いです。
子供を占うのは難しいです。
良い占いが出来るかどうかは、占いを受ける本人が占いを望んでいるかどうかがあります。
占いを望んでいない、占いに興味が無い人を占っても良い未来にはなりません(大人も同様です)。
それ以外にも子供を占うのが難しいのは、子供が占いの結果を理解しにくい所にあります。
占いの扱いは大人でも難しい面があります(一歩間違えると占い依存になってしまう)。
占いの結果を取り入れるには理性と知性が必要
子供に「こうした方が良いよ」と伝えても、なかなか実践出来ないケースが多いのは、子供は理性よりも感性が優先されるためです。
もし子供を占うときは、子供自身が何かに迷っていたり、子供自身が不安に感じたりしていることを占う方が良いです。
特に効果的なのは子供が迷っている場合です。
どうしたら良いのか、どういう選択をすると良いのか、子供も迷って親も迷う、そういうときに一番力を発揮してくれます。
引越しや旅行で子供が凶方位に行く場合、親が気にする
子供よりもまずは親の運気が大事なのですが、子供が気になるのは分かります。
だからといって子供が中心の予定を変えたらだめです。
子供からしてみれば楽しみにしていたのに急に変更になれば理屈に合いません。
子供からしてみれば占いが嫌いになるきっかけとして十分です。
親は良いと思っているのに子供からすれば「なにしてくれてんの!」みたいな感じになります。
占いには根拠もあり理屈に合う世界
なぜ占いが根拠もあり理屈に合う世界なのかですが、占いは見えない世界と現実を「相談者自身」を通してつなぎ合わせます。
見えている世界も見えていない世界も相談者を通して形になっています。
その相談者自身を占いで見えるようにしていくのですから、鑑定を進めていけば「~だから、このようになっている」という鑑定が成り立ってきます。
もし凶方位で子供がやろうとしていることが懸念される場合、子供自身も大きな不安を抱えていたり無理をしていたりします。
凶方位だからどうのこうのではなく、「~だから凶方位を選んでいるというのも納得いくね」という感じにまとまります。
子供の現実と比較しながら占えば答えが分かる
子供を占う時に、今やろうとしていることをどうにかしよう(やめさせようとか変更させようとか)とするよりは、親が子供の状況を把握するために占う方が効率が良いこともあります。
占いでどんな結果が出たとしても、子供がやろうとしていることにとやかく言うのではなく、子供が壁にぶつかったときに親が慌てなくて済むために占いを受ける感じです。
子供が迷っているときか不安に感じているとき、または、親が自分の安心のためか、このどれかのケースで占いを受けると効果的です。
面倒なのは良いからとにかく子供を鑑定して欲しい
何でも良いから子供を鑑定して欲しいという場合、それはそれでも良いと思います。
私がそういう風にしないのは、子供の意思を後回しにし、子供に占いの結果を押しつけた結果、子供が大人になったとき、占いに嫌悪感を持つケースが多いためです。
占いを信じる信じない、占いを受ける受けないなどどうでも良いことです。
でも、嫌いになってしまうと、未来のいつか、もしかしたら何かのヒントを得られたかもしれないのに拒絶してしまいます。
それはもったい無いので、子供を占うときは十分に注意が必要だと私は思っています。