吉方位旅行はいつでも良いわけでなく、効果的に運気アップが出来るわけでも無い
方位鑑定をする占い師さんは「吉方位旅行に行くと良いよ!運気アップが出来て人生が好転するよ!」と言います。
私も言います。
でも、お客様を選んでお伝えするようにしています。
誰に対しても良いと言うのでは無く、吉方位旅行に行った方が良い人、行かない方が良い人がいます。
吉方位に行けば理屈上は運気が良くなるので、物事がスムーズに進み始めるはずです。
方位鑑定だけを基準にすると「吉方位旅行に行った方が良い」というのは、占い上は理にかなっています。
それなのにお勧めする人とお勧めしない人がいます。
具体例が難しいのですが、「今やることがある人」は吉方位旅行に行っている場合ではありません。
運気アップをしても今やることが片付くわけじゃないからです。
相談内容の答えを出すのが占い
相談に対しての答えとは「具体的な何か」です。
具体的な行動なのか、選択なのか、決断なのかは状況次第です。
でも、運気アップが最初に来ることはありません。
相談事が無い人の場合は運気アップが先に来ます。
相談事はないけど、出来る事をしたい人の場合、運気アップを意識してとりいれる意味はあります。
私の場合、こういうご依頼はリピーターさんがメインです。
新規の方でもいらっしゃったかも知れませんが、運気アップを目的にされる依頼は「わざわざ占いはいらないのでは?」とお答えしてきたような気がします。
理由は自分でもよく分からないのですが、無理に占いを使わなくても良いと思うためです。
不安がある人は不安の整理を始める

吉方位旅行が必要な人は「今、運気を上げた方が良い」という人がまず第一で、次に「気晴らしがしたいならついでにどうぞ」という人です。
今運気を上げた方が良い人は「本人が上げたいと思っている」ではなく、客観的に見て必要かどうかです。
相談者自身が運気を上げたいと思っていても、今必要な事が出来ていない状態では運気アップの効果も実感しにくいためです。
運気を上げるということは見えない世界を良くすることに繋がります。
今必要な事をはっきりさせ、やることをやる意味は、現実の世界(見える世界)を良くすることに繋がります。
どちらも必要な事ですが、優先順位は現実の世界を良くすることが上です。
現実が良いこと幸せなことが一番大切
現実と見えない世界の優先順位が逆になっていると、実際に苦しくなります。
苦しくなっているところを楽にするだけでかなり違います。
だからこそ、吉方位旅行をする方が楽になる人もいれば、目の前の事を優先した方が楽になる人もいます。
ポイントは「どっちが今必要なのかをはっきりさせる」ところにあります。
運気アップを効果的に実感するためには、出来る事を先に片付けておく必要があります。
出来る事をやっていないのに、運気を良くしても空回りしやすいためです。
自分の現実の準備が整っていないのに、見えない部分だけ整えてもうまくいかないからです。
私の鑑定ではとにかく具体的に出来る事を優先してます。
今できることは何なのかを大事にするのは、そこから始めると効果的に物事が動くからです。
より良い結果を引き寄せる為に必要な手を打つ
必要な事に向き合わない限り、現状が続く可能性が高いです。
あれこれお話をしましたが、お話した内容を整理して行くと簡単なんです。
やることを明らかにする
やることをやる
やることを始めたら、運気を必要に応じて上げる
運気を上げつつ、やることをやる
これだけです。
この順番から外れると無理が出やすく、空回りしやすいとも言えます。
占う時は効率よいポイントを整理し、まずは一点集中するやり方をお伝えすることが多いです。
人は実感が伴わないとドキドキしないし、次に期待しにくいからです。
やっていることに実感が伴ってくると、調子の良かったときの状態に近くなります。
調子が良いときは運気も良い状態なので、物事がスムーズに進みます♪
一緒に読んでみてください:「吉方位旅行とは」