凶方位の影響が気になる人がいますが、怖いのは凶方位ではありません。
方位の影響が気になる人は凶方位の影響で人生が悪い方に向かうことを気にされます。
でも、方位の影響もたくさんある占いの中の一つであり、その一つの占いが教えてくれる人生の一面でしかありません。
要は方位の影響が人生の全てでは無いということです。
「それは分かるけどでも不安なの」という人も多いです。
※方位の影響が気になる人という狭い範囲の話です。普通の人は方位の影響を気にしません。
ここからが今回のテーマですが、気になっている凶方位は少し脇に置き、運勢を占うことで大切な事が分かります。
複数の悪因が重なっていないかを確認する
凶方位を選択するということは、運気が下がることです。
運気が下がるだけなら、まだ悪いという要素が一つだけです。
これだけならネットや本で分かります。
占い師に相談する価値はここからです。
私が占うときはいくつもの要素から現状を明らかにしていきます。
引っ越しや旅行で凶方位を選ぶのは良いけれど、ほかの要素はどうなの?ということです。
その中でもやろうとしている事に対して運勢も悪い場合、問題が大きいことが分かります。
でも、これでもまだそこまで不安になる必要はありません。
一番しんどいのは、現実も悪い時です。
占いと現実が重なれば楽になる
この世の中は現実ありきです。
究極、占いでどのように出ていたとしても、現実が違うなら妄想です。
占い師がどのように言っても、現実を違うように感じるなら無いのと同じです。
現実を判断基準にすることが、占いを受ける上で大事な目安になります。
凶方位で運勢も悪くて現実も悪いとなれば、今がしんどい、あるいは将来がしんどくなるのは理にかなっています。
すごく怖い感じになりますが、怖さを伝えたいためにお話をしているわけではありません。
お伝えしたいのは「悪い」ということが分かって、現実も実際に悪いなら対処出来るということです。
現実の対処が具体的であると回復も早い
占いで厄介なのは、現実と占いが一致していないのに、対処しようとする場合です。
占いと現実が一致しないなら、対処しようとすることも的外れなので意味がありません。
冷静なときなら分かる理屈が不安になると分からなくなるから怖いです。
実感が無い時は予測をして備えたとしても、それ以上は不要です。
起きてもいない不安で人生を左右することは、占いに左右されることより悪いです。
占いも悪くて、現実も悪い場合、占いと現実が一致しています。
対処法は簡単で、占いで「こうしたら良い」ということに合わせて現実を修正していくだけです。
これが占いと現実が一致している人のメリットです。
占いの通りに生きた方が良いというお話ではなく、どうしたら良いか分からないのなら占いという目安を活用する手があるよという話です。
どうすれば良いかを知るために占いを使う
今の悪い状況も占ってみたら「やっぱり悪かった」となれば、対処も出来ます。
今の悪い状況が占いで分からない場合、占いは使えません。
そういう判断が出来ることも大事になります。
何をどこまでやれば良いかが分からないと不安はどんどん強くなります。
凶方位というタイミング、運勢が下がるというタイミング、現実が良くないというタイミング、それらが重なって起きるとしんどいです。
でも、分かりやすい状況になる分だけ、対処でもやりやすくなります。
これが凶方位という基準だけで悪いと判断してしまうと、対処法も「行かない」という話がメインになります。
行かないという選択肢がとれるなら最初から占い師に相談することもありません。
悩んでしまって行き止まりのように感じても、どこに問題があるのかが分かれば対処のしようがあります。
やらない選択肢よりもどうしたら良いかをはっきりさせてから考える手もあります。
行き詰まりを感じたら違う考え方を取り入れるとすっきりします。