九星気学・方位学に関わらず占い全般に言えることですが、信じていないのに信じようとする意味(信じさせる意味)は無いです。
占いで分かっていたけど、その結果、何かあったら残念ですが、何もなければ「やっぱりな」となると思います。
占いを気休め程度の理解で受け止める人ならなおさらです。
占いをする時に大事になるのは、占う内容と現実がどの程度一致するかです。
方位鑑定は過去の移動の方位の状況のすり合わせが重要ですし、占い全般で言いますと思い当たるところが多いかどうかが大事です。
占いを勧める人は占いに実感があるから
親や家族が気学や占いを信じていて引っ越しにも口を出すのは心配だからです。
アドバイスをするのは思い当たるところがあるからでしょう。
何もないのであれば、そこまで気にするものでもありません。
でも、聞き手側が気にする気にしないのレベルで良いなら気にしないで良いですし、周りの言い分を無視しても良いです。
結局、占いは「予測」であり、予言(必ずそうなる)ではないからです。
占いは聞く準備が出来ていないと役に立たない
凶方位に引っ越しをすることが分かった場合、周りの人で占いに実感を持つ人は警告をしてくれると思います。
でも、私が同じ立場だった場合、何も言いませんし、反対もしません。
理由は簡単で、占いの必要の無い人に何かを伝える意味がないからです。
占いの必要がある人は引っ越しの方位が気になります。
大丈夫だと思いたいけれど、でもやっぱり気になるという感じです。
気になるからといって方位の影響がある、占う意味があるとは限りません。
ただ、現状を知っておくことには価値があるので、どういう選択をするにせよ占っておく意味はあります。
占いの押しつけは双方にしこりを残す
信じてないから気にしなくても良いでしょ?という人は、方位の影響が実感としてあっても無くても、占いを気にしなくて良いです。
それは何も起きないという意味ではないですが、結局、不満がふくれあがるだけだからです。
占いを押しつけられた感じになり、いろいろと嫌な感じになります。
占いは適齢期があります。
何か大きな問題を抱えたり、不条理なことが続く時、自分の行動や選択を振り返り原因をさぐり始めます。
そういう時に受ける占いは力になってくれますし、相談する人も聞き入れる姿勢が出来ています。
結局、その人の運命通りに生きようとする
何かを求めていない人に何かを伝えようとしても難しいです。
占いは信じるかどうかの世界ではなく、可能性の世界です。
備える必要がある人は備えた方が良いですし、備えたい人は備える準備をします。
備えるつもりがない人は何もしなくて良いですし、周りがどうのこうの言っても始まりません。
知識としての提供は良いかもしれませんが、それ以上はその人の持っている運命に任せた方が良いです。
時期が来れば占いを必要とする事もあるでしょうし、別に占いでなければならない必要もありません。
占いは気になる人にこそ受ける権利があり、誰でもが受けて良いものではありませんので。