子どもの方位のコントロールは難しいです。
今回は修学旅行を迎えるお子さんの親御さんに向けて書いています。
子供の方位を気にする親御さんにとって、修学旅行の方位を気にされることがあります。
「気持ちは分かるけれども、それはおかしい」という結論です。
私は「子供の方位をコントロールするのは難しい」とお伝えしています。
また「子供の方位をコントロールしようとすると、子供の人生を狂わせる」ともお話をしています。
方位っていうのは本当に扱いが難しいです。
無理に占いを優先すると子供がひねくれる
私は「簡単だよ~」って言っているのに、「難しい」ともよく言います。
矛盾していることも分かっています。
要は簡単な部分と難しい部分があるってことで、特に子供の方位コントロールは抜群の難易度です。
それは「占いは方位だけの吉凶で人生が決まるわけでは無い」からです。
子供には子供の生きている環境がありますし、子供の資質・運勢もあります。
どんなに方位的に理にかなっていても、子供の資質と選択が違えば、不幸な人生になる可能性が高まります。
親が方位を気にしすぎて子どもの人生を左右するのは、その典型です。
私にご相談される方は、子供の頃から親が気学に凝っていてとか、方位にうるさくてっていう方が多いからです。
占いとの距離感を間違えると子供の人生が変わる
子供時代に占いでしんどい思いをすると、成長してから結果的に方位なんて意識しなくなってるんです。
でも、すり込まれてしまっているからいろんな事が気になる、でも昔のようにはなりたくない。
これは親が悪いです。
そして、本末転倒です。
実は修学旅行で大凶方位なんてかわいいもので、強い大凶方位に「引っ越して」しまうケースも山ほどあります。
大凶方位で大丈夫な事もある、そうじゃ無いこともある
その大凶方位に引っ越した人はどうなったかっていうと、とりあえず生きて私に相談してます(笑)
おまけに、結構大丈夫ですっていう人も多いです。
苦労が無いわけじゃ無いです。
しかし、それを上回るものもあるのです。
方位を取り扱うときには、「方位だけ」に目が行きやすいのですが、それよりも大事なことは「全体から見るとどうなのか」ってことです。
特に修学旅行のように個人の力でコントロール出来ない予定は運命です。
生まれたときからそのタイミングでそこに行くようになってるってことです。
目先の運気では無く、子供の人生の選択をどうしたら良いか考えた方が良い
「じゃあ、修学旅行に行くならばどうするか?」ということを真剣に考えることです。
行かないっていう選択肢が何故無いのかというと、今の段階で行かないという選択肢を取るのはダメだからです。
「行かざる負えないものがあるならば行く」、もちろん「選択の余地があるならば行かない」のです。
しかし、修学旅行は選択が出来るように見えて、子供にとっては「行かざる負えない」ものです。
出張に「方位が悪いから私は行きません」って言っているのと同じです。
方位の影響は修学旅行の前後で調整することも可能
親から見れば修学旅行は些細なことかもしれませんが、子供からすれば大事業です。
だから、今からその選択肢を取ろうとするのはダメなんです。
じゃあ、どうするか。
対処を考えるならば、まずは修学旅行前に運を上げておきます。
さらに、修学旅行が最終的に凶方位にならないように方違えを組みます。
その上で状況を見守るわけです。
でも、こういうことが出来る人は少ないです。大変ですし。
本当にダメなら修学旅行に行けなくなる
本当にその子にとって、修学旅行によって大凶方位の影響を強く受けるならば、旅行に行けないようになることが多いです。
方位から受ける影響なのですから、方位で流れを変えるというのが基本です。
「行かないのがベスト」という時ももちろんあります。
しかし、占いは「人生を良くする」ものであって、「人生を振り回すもの」であってはならないです。
常に占いは従、人生が主。
これが無い占いは毒にしかならないです。
何か対策を考える。
占いは目安になってくれるからこそ、そこから何を引き出すかが大事です。