現状維持をした方が良い時と、変化を起こす何かを始めた方が良い時があります。
丁度、満月を迎えたわけですが、これも一つの変化を起こすタイミングになります。
満月の動きは短い周期でオンとオフがセットになっています。
満月になれば過去を振り返り、新月になれば先を見据える感じです。
一般的に運勢というレベルで時の流れを見ると数年単位で変化の時があり、10数年単位で人生が大きく変わる時があります。
この動きを知っておくメリットは、今の自分の状況をどういう風に捉えたら良いかが分かりやすくなる点です。
10数年単位で起こる節目は、何があったかで今がどういう状況にあるのか分かる事があります
節目の時に大きな変化を起こしていたり変化が起きていれば、現状も忙しかったり大変だったりするかもしれませんが、ある意味で安定しています。
ところが、節目の時にいつも通りだった場合、その翌年、翌々年にしわ寄せが来ます。
節目の時に動く必要があった人は、動かざるおえないような状態に身を置いたりします。
変化を起こす必要が無い人の場合は、大きなズレはありません。
大きなズレが無ければ、現状も平常通りという感じです。
時期では無いのに変化を起こしてしまうと、後々苦労しやすくなります
やったこと(やろうとしたこと)がいわゆる時期じゃ無いということになるので、そのしわ寄せが様々なところから舞い込んでくるためです。
しわ寄せですので避けるとかどうとかではなく、一つずつ対処していかないと後でこじれます。
こういう時が踏ん張るときになります。
踏ん張るときとは全く関連の無い何かを始めたり止めたりするのでは無く、目の前の事に集中して取り組む感じです。
当人であれば何が行き詰まっているか分かる事が多いです。
そこから抜け出すために他の事を始めた方が良いのか、それとも継続して取り組む方が良いのかは感覚だけでは判断しきれません。
そのために時の流れを知っておいた方が分かりやすいです
時の流れの中で踏ん張るときは、向かい風が吹いているか無風かです。
今何かを始めるよりも、目の前のことを取り組んでいる方が安定します。
追い風になってきた頃に次の何かを始めたり、他の事に手を付けたりします。
転職などが分かりやすいかも知れません。
嫌だから辞めるというのでは無く、一段落してもう良いからと次に行く方が良いということです。
ただし、タイミングがズレている人の場合は少し違います
本来動く時期に動かなかった場合、「動く」という必要事項が満たされていないため、どこかで帳尻を合わせようとします。
本当は今始めない方が良いけれど、始めるタイミングがずれ込んでいるので「さっさと始めた方が良い」という流れです。
この場合も2つ傾向があり、そのまま保留にして次の時期を待つというのがあります。
これはこれでしんどいケースで、日々ストレスをためる傾向にあります。
もう一つは時期では無いけど動き出してしまうケースです。
これも「本当に今で良いのだろうか」とあれこれと不安要素が出てきます。
どちらを選んでもしんどいのですが、その人の持っている運命や資質、生き方によってどちらを選ぶか自然と決まってきます。
どうしてそれが分かるかというと、この二つのケースで相談される人は占い上明確に分かれるからです
このため一旦保留にした人には、いつ動き出したら良いかを占いますし、前倒しで動こうとする人には帳尻を合わせるためにどうしたら良いかを占っていきます。
これによってタイミングを調整します。
避けたいのは踏ん張って頑張った方が良い時にふらふらとしてしまうこと、チャレンジをした方が良いのに現状維持をしてしまうことです。
これは向かい風の時に何かをしようとし、追い風の時に動かないようにしているのと同じです。
それも人生ですが、それだとしんどい部分も多いです。
今がどういう時かを知り、今後、どういう感じの目安を持ったら良いかを知ることが出来れば人生設計も大分違ってきます。